髪はダメージを受けたら二度と元には戻らない。見せかけの修復

一度ダメージを与えてしまった髪は二度と元には戻りません。後は切れ落ちるか、抜けるまで待つ命です。髪は自分で回復や修復は出来ませんので、ダメージは蓄積され続けていきます。髪はほとんどタンパク質(ケラチン)でできており、構造はタンパク質の繊維の束になってます。その外周の表面にキューティクルがあり、水分が出ないような保湿効果や内部の成分が出ないように保護してます。髪の太さはおおよそ0.1mm、キューティクルの厚さは1000分の1(1/1000)mmです。

 

 

髪にダメージを負うこととは、キューティクルか髪の内部(成分/細胞/結合)のどちらかに損傷を受けたことになります。どちらか一方に損傷を受けても、必ず他の一方にも影響を及ぼします。

 

  • ヘアアイロンやコテでキューティクルがダメージを受けます。
  • 高熱でキューティクルが破裂、裂傷、やけどを起こし枝毛や切れ毛になります。
  • ヘアカラーやパーマで髪の内部とキューティクルがダメージを受けます。
  • 薬品によって髪の内部の結合が切れたり、キューティクルが溶けてしまい枝毛や切れ毛になります。

 

ヘアオイルやヘアパック、美容液を付けて髪の艶、くし通りが良くなっても修復したわけではありません。もちろん髪のダメージを受けてない所には有効ですが、その部分もまたいずれはダメージを負うことになります。ダメージを極力負わないようにするには、根本の部分を少しでも変えていけなければいけません。なかなか難しい部分もありますが、厳密に言うとダメージを受けてからヘアケアをするのでは遅いのではないでしょうか。

 

 

見せかけの修復

髪は死んでいる状態と同じと言われており、細胞が活きているわけではありませんので、自己回復や自己修復はできないのです。美容院で元に戻るとか、治りますと言っていたら嘘にちかい営業トーク、知識が追いついていない、メーカーに踊らされているのどれかでしょう。美容院で数万円掛けて高額なトリートメントなど行っても一度傷んでしまった髪は二度と回復はしません。

 

それはあくまでも外的要因による強制的なコーティングで、艶、ハリ、コシを出しています。薬品で強制的に髪を起こしているので、その薬品が取れてなくなったらまだコシはなくなります。取れてコシが無くなっただけならいいですが、髪のダメージはそのまま残ったままです。残存したままの薬剤が一緒に居続けたために、タンパク質の繊維の束はより傷んでいます。施術を定期的に行っている方は、一回自分の髪のなにもしていない状態にしてダメージが強くなっていないか確認した方がいいでしょう。

 

 

髪は死んでいてもキューティクルは動く

髪は細胞的には死んでいる状態ですが、キューティクルは動きます。水分がある時は開き、乾くと閉じます。開いた時に水分と栄養分を取り込み、閉じて乾燥を防ぎます。シャンプー後にすぐ乾かした方がいいとは、キューティクルを閉じる行為なのです。閉じるものがあればいいですが、薬剤で溶けたり、損傷すると開きっぱなしになり、水分が出続けて、パサつき、枝毛、切れ毛になっていきます。

 

 

髪は私達が生きている限り紫外線などで絶えずダメージを受け続けます。気にしだしたらキリがありませんので、考えられる大きな強いダメージだけでも控えればかなり軽減できます。自宅で染めているのだったら、ヘアカラーからトリートメントの白髪染めに変更すればかなり軽減できます。また、コテを使うなら髪に十分な水分がある状態で短時間で行うようにしましょう。

 

パーマを掛けている方ならしっかりカウンセリングしてくれるお店で施術してもらいましょう。高いお店に行けと言うことではなく、知識をしっかり持った方が居るお店で、カウンセリングをちゃんとしてくれるお店を探すしかありません。高いお店だったら安心、腕がいいとは限らないのです。

 

 

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