トリートメント白髪染め色の選び方と明るい色には気をつける

トリートメント白髪染め色の選び方と明るい色には気をつける

トリートメントの白髪染め色の選び方と明るい色には気をつける

初めてトリートメントやシャンプー系の白髪染めで色を選ぶ時、白髪と黒髪(白髪以外の髪)の割合を見ないといけません。
白髪がほとんどの場合は、どの色合いでも大丈夫です。
これ以外の比率の時は、黒髪の色の質で合わせます。
もちろん好みもありますので一概には言いませんが、無難な選び方の基準です。
白髪染めの色を目標に合わせるのではありません。
あくまでも地毛の黒髪に近い色に合わせます。
これはヘアマニキュア(トリートメント、シャンプー系の白髪染め)と従来の白髪染めヘアカラーの髪が染まる仕組みの違いからくる考えになります。

 

 

 

従来の白髪染めヘアカラー

  • 黒髪のメラニン色素を薬品で脱色。
  • 白髪と黒髪を一緒に脱色した後、髪の内部に色を入れるので同じ色合いに一回でなります。
  • 強い薬品を使用することにより髪や頭皮にダメージがあり、重いアレルギーや皮膚障害を発症することがあります。

 

現在主流のヘアマニキュア

  • 髪や頭皮のダメージを与えないことを目的とされる白髪染め。
  • アレルギーの方や敏感肌の方まで使えます。
  • 強い薬品を使わないため髪の色素を脱色しません。
  • そのため髪は徐々に染まっていき、白髪には色が入りますが黒髪を好みの明るさにすることはできません。
  • 髪の表面に色が付着し、一部が内部に浸透して発色します。

 

ヘアマニキュアは黒髪を明るくすることはできませんので、色を選ぶ時はなるべく黒髪の色に近づけます。
ヘアマニキュアの色はだいたいライトブラウン、ダークブラウン、ブラックの三種類が多いです。ブラックといっても真っ黒ではなく、どちらかというと濃い暗いグレーのような自然な風合いの黒です。
いかにも「黒で染めてます」のような黒ではありません。

 

 

 

ヘアマニキュアの白髪染めで明るい色やナチュラルブラウン、ライトブラウンには気をつける

色を選ぶ時、明る色やナチュラルブラウン、ライトブラウンには注意して下さい。
ヘアマニキュアは白髪の内と外から発色。黒髪はメラニン色素が残っているため外から発色。
白髪は白髪染めの色になりますが、黒髪は本来の髪の色が土台にありますので、その色に重ねるように色がつきます。
黒髪は光の加減で薄くベールを覆った感じになります。

 

黒髪がヘアカラーで染めたような明るい色でしたらいいのですが、ナチュラルブラウン、ライトブラウンを使うと黒髪とのコントラストの差が目立ちます。
白髪が部分的に生えていたり黒髪の間に白髪が表面に出て見えていると、白髪にだけ色が入りますのでメッシュのような感じになります。
下地の髪色がヘアカラーでムラになっているところは、そのままムラになって発色します。
回数を重ねると多少馴染みますが、消えることはありません。
これを消すには、より暗い色を使わないと無理です。

 

 

感覚の面でも気をつける
ナチュラルブラウン、ライトブラウンを使う時は感覚の面でも気をつけないといけません。
染まっている、染まってないの感じ方は、人によって差が大きく曖昧です。
ヘアマニキュアは徐々に染まっていきますので、最終的な染め上りの色合いが分かっているならいいのですが、途中の過程で染まりが悪いと感じてしまうことがあります。
ナチュラルブラウン、ライトブラウンは仕上がりの色も薄い(明るい)ので、色が薄くなってきた時に余計に色が落ちた、色持ちが悪いと感じてしまいます。
褪色の早さはどの色も同じです。
逆に白髪の色(白色、薄い黄色、薄いシルバー)と似ているので、染まっているところと染まっていないところの境がわかりづらいことが言えます。
そうすると白髪が目立っていないと感じる方もいます。
このように感覚の違いは非常に大きいのです。

 

初めての人はダークブラウンかブラックで染めた方が感覚の面で染まっている感じがすると思います。
ナチュラルブラウン、ライトブラウンでちょっと嫌だなと思ったら、ダークブラウンかブラックで全体染めで重ね塗りして下さい。
表立ってオススメはしませんが暗い色に染まります。

 

 

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