入院することになると分かっていたら、その前に白髪染めが出来る人はした方がいいです。
しかし思いのほか入院が長引いてしまったり、緊急の状態では染めることは出来ません。
入院中に白髪染めなんてするのかな?と思う人もいるかもしれません。
しかし体調が悪い時はそこまで気にしませんが、だんだん良くなってくると色々なことに気がつき始めてしまいます。
周りの患者さんの行動や仕草も気になり始め、自分の身の回りのことも気になってしまいます。
知り合いがお見舞いに来る予定があるならその前に、身だしなみを整えたいと思うのです。
いきなり来る方もいますので、出来るなら染めておきたいと思います。
入院中の白髪染めには注意が必要です。
ほとんど人が大部屋ですので、部屋で白髪染めは出来ません。
においが出てしまいますし、壁やシーツ、カーテンに付着してしまうことも考えないといけません。
また看護師さんや先生が来たら横にならないといけないことがありますので、部屋ではまず無理でしょう。
浴室付きの個室ならやろうと思えば出来ますが、横になることは念頭に置いておかないといけません。
使用する白髪染めもヘアカラーではなく、利尻ヘアカラーのようなトリートメントタイプではないと難しいでしょう。
なぜなら白髪染めを行う場所は、お風呂が一番いいからです。
白髪染めを行ったあとは髪をゆすがないといけません。
入院中のようなあまり身動きが取れない場所で、唯一自分だけの場所と時間を確保出来るのがお風呂だからです。
その際に使う白髪染めがトリートメントタイプじゃないとダメなのです。
なぜならヘアカラーはお風呂では使用出来ないからです。
薬剤が目に入ってしまうから使用が禁止されているのです。
ヘアカラーは染めるのに時間も掛かるのでダメです。
お風呂の時間はだいたい30分の病院が多いと思いますので、そうなると時間が足りません。
利尻ヘアカラーですと最短で10分でも染めることができるので、短い時間でも可能なのです。
入院中のお風呂は毎日入る人はあまりいないと思います。
数日ごとに入るのも、トリートメントタイプの白髪染めを行う髪には丁度よく、毎日入るよりも髪質が染めやすくなっている状態なのです。
入院中の白髪染めは時間との勝負なので、まずお風呂に入ったら髪が乾いている状態で利尻トリートメント白髪染めを塗ってしまいます。
その状態で体を洗ったり他の事をしている間に10分ぐらい経ってしまうので、時間を見計らって流してしまいましょう。
そうすれば30分の時間は守れます。
たしかに染め上がりのことを考えると、なかなか希望に添えることは難しいですが、決められて時間内で行うには最善の策だと思います。
入院中の白髪染めを行うなら染め具合は二の次にして、時間との勝負なのです。
全くしないよりは、した方が気分も良くなりますので無理せず染められると思います。
使用する際は看護師さんに、前もって使っていいのか一声掛けておいた方がいいと思います。
またお手伝いしてもらって入浴する人にも、利尻白髪染めはトリートメントのように使用出来ますので問題ありません。