トリートメント白髪染めが染まらないのは塗り方が悪い

トリートメント白髪染めが染まらないのは塗り方が悪い

トリートメント白髪染めが染まらないのは塗り方が悪い

トリートメント系の白髪染めで染まりが悪い、部分的に染まりが薄いのは、染め方に問題がある場合が多いです。
手に染料をいっぱい出して髪に塗り、前から後ろに向かって指でかき分けても、毛が束になってしまっているので染料が髪に行き渡りません。
トリートメント系の白髪染めは髪の毛がまとまってても、毛細管現象などで髪の毛同士で染料が伝わるわけではありません。
髪の毛がまとまっていたら、その分だけ染まりが悪いです。

 

自分で行う場合は手で塗布した方が染まりがいいです。
髪の毛一本一本に塗ってあげるぐらいのイメージで塗るのが大事で、トリートメント系の白髪染めの塗布にはそれなりの時間を掛けます。
他の人が塗ってくれるならどんな方法でもいいですが、自分で行うのなら塗布はしっかり時間を掛けて行いましょう。

 

 

手で塗れる方
手で塗る場合、髪に塗るのではなく、頭皮に揉み込んでいく感じで塗布します。
頭皮に塗り込もうとしても、手前の髪に染料がつきますので思ったほど頭皮にはつきません。
指先の動作は、髪を洗う時の動作よりもっと小刻みに動かします。
指の腹を使って髪の毛一本一本バラけさせるイメージで動かします。
顔周りは特に白髪一本にも気を使い、地肌、頭皮に染料がつくぐらいタップリ塗ります。

 

手で染料を塗布する場合は小さめ(密着する)のゴム手袋をつけた方がやりやすいです。
私はゴム手袋をしないでクシで行った後、塗布の仕上げとして最後だけ素手で行ってました。
素手で行うと爪、つけ爪、乾燥した手、ひび割れしたところに染料が残ります。
顔やおでこと違って落としづらいです。

 

 

クシで塗る方
クシの場合は、一気に大量の染料をつけて、前から後ろにクシを通すだけではダメです。
分け目を作り何回も繰り返すことが大事です。
小分けに分け目を作り、小分けした生え際から塗っていきます。
頭皮につくように塗っても大丈夫です。
小分けが難しかったら、一箇所に染料をタップリつけたら同じ場所で前から後ろ、下から上へ、また前から後ろ、今度は上から下へなど多方向にクシを通して下さい。
白髪が全く見えなくなり、なおかつ重ね塗りを繰り返して念入りに塗って下さい。
出来れば最後だけでも手で揉み込めれば、より染めあがりが良くなります。
特に後頭部は感覚で塗ることになるので難しいので、慣れないうちは手で塗った方がいいでしょう。

 

 

染料の量
染料の量はしっかり色が入る最初だけはケチらないで、超タップリ塗って下さい。
色は入れば、後の部分染めや色の補修はお好みで大丈夫です。
もちろん顔周りや頭皮には多少色がつきますが、そこまでは目立たずそんなにかからず落ちます。
顔周りが心配な人はクリームを塗っておけば防げます。

 

 

クシやブラシの選び方
クシの形状は、ガイコツブラシのような髪をとかすところが粗いものはダメです。
慣れないうちは2mm,3mm間隔のものがいいと思います。
画像のブラシの幅は約1cmです。
間隔は約3mmで5列の段違いになってます。
幅広のものも不向きです。
普通のクシだと1mm程度しか間隔がないので髪を引っ張ってしまうので、ロングの方は絡んでしまってちょっと厳しいと思います。
染料は髪の毛に結構ついて欲しいのに、間隔が狭いクシだと髪から拭き取ってしまう感じになり、かき集めてしまうので不向きです。
普通のクシなら刷毛を使った方がいいでしょう。
塗ってくれるのが他にいるのでしたら、どんなものでも大丈夫です。

 

 

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